6月22日は『山羊座』満月です(6月21日『夏至』の活かし方)。

6月21日は、日本時間のAM05:51に太陽が「蟹座」に入ります。これは、太陽エネルギーが最も強まる夏至点に到達して「夏至」を迎えるということです。北半球では1年の内で最も日中時間が長くなり、太陽パワーが最強になる日として、古くから各地で「夏至祭」が催されます。「夏至」は、氣のエネルギーが「陽」から「陰」に入れ替わる分岐点であり、「新たなステージの始まり」という重要な日になります。

 

日本の「夏至」は、梅雨で迎えるので、季節の変り目での不安定な気候の影響が及ぶと、体調不良を起こしたり、熱中症や夏バテを起こしがちです。身体に要らないものや、悪影響のものを溜め込みやすい時期でもあり、身体に老廃物が溜まって浮腫みが生じたり、自律神経やホルモン系、免疫系にも影響が出やすくなるので気をつけましょう。古からの習わしで、夏至に「冬瓜(とうがん)」を食べると良いと言われています。これは、冬瓜に含まれる成分が、身体を冷やす作用とあわせて、身体の中に溜まった余分な水分を排出する作用があるため、火照った身体を冷やして夏バテや浮腫みを解消する効果があり、この時期のデトックスに役立ちます。神社では古くから「夏越祓(なごしのはらえ)」の催しに、茅(ちがや)という、細長いイネ科の植物をつないで大きな「茅の輪(ちのわ)」を設置します。この茅の輪をくぐることで、疫病退散、無病息災を願って、病気を予防する儀式があります。茅の輪は、蘇民将来(そみんしょうらい)のスサノオの神話に由来しています。蘇民将来は、災厄を祓い、疫病を防ぐ神として民間信仰の代表とされています。6月21日の「夏至」に神社に参拝して、茅の輪くぐりを行なったり、近所で茅(ちがや/イネ科の植物ならOKなので、マコモや麻などが入手できるとベスト!)が手に入る人は、それでリース(輪っか)を作って頭に載せたり、ミサンガのように手首に巻くと、病気を予防するご利益があるそうなので、試してみるのも良いでしょう。


「夏至」は、多くの人たちにとって人生のターニングポイントとなり、今後の人生を変える人との出会いや、本当にやりたいと思える仕事が見つかる可能性があります。個人差はありますが、夏至エネルギーは強いため、季節の変り目の梅雨時期と重なり体調不良になることもあります。例えば、身体のだるさ、眠気、めまい、不眠、頭痛、腹痛、胃痛、風邪っぽい、情緒不安定、集中力散漫、湿疹、アレルギーなどの症状が出るかもしれません。情緒が不安定になると、焦ったりイライラして、周囲の人に八つ当たりすることもあるかもしれません。意識してリラックスする時間を持ちましょう。レスキューレメディを飲んだり、深呼吸や瞑想を行なうのも効果があるでしょう。心身を整えるデトックス効果が高まるので、ファスティングで体内に蓄積された悪いものや必要のないものを排出すると効果を得られます。

 

梅雨はジメジメして外出が億劫になりがちですが、この6月から8月にかけては、植物や樹木が放つ「フィトンチッド」の量が多くなるので、自己免疫力を高めるのに適した時期になります。「フィトンチッド」とは、植物や樹木が発散する香り成分(精油成分)です。この「フィトンチッド」の癒しの効果・効能が、人体に取り込まれると、私たちの自己免疫力を高め、本来その人に備わっている自然治癒力を回復させます。つまり「フィトンチッド」という天然化合物の香り成分は、ストレスを浄化する癒しであり、自然界にある「自己免疫回復剤」になります。具体的には、深呼吸して「フィトンチッド」を吸い込むと、脳内のα(アルファ)波の発生を促し、精神や自律神経を安定させます。副交感神経を優位にして睡眠の質を高めます。脳の活動や血圧を鎮め、ストレスホルモンを減少させます。他にも呼吸を正常に整え怒りや緊張などを緩和したり、血中の抗がんタンパク質を増加させたり、肝機能を改善するなどの効果が期待できます。雨が多い季節を活かして、小雨や雨上がり直後に、森林公園や樹木の多い神社仏閣などのパワースポットで、新鮮な空気を体内に取り入れてみましょう。「フィトンチッド」の森林浴の快適さだけではなく、爽やかな風や野鳥の鳴き声、小川のせせらぎ、目に優しい木漏れ日や草花など、五感を刺激される自然界の美しさにも癒されるでしょう。

 

さて、月のワークを行なう皆さんは、3月21日の「春分(=ゼロポイント)」を起点に、1年を通して達成する明確な目標を願い事にして種蒔きをしています。「春分」に蒔いた種が発芽して「夏至」は、その芽が太く丈夫に生長していく時期になります。「夏至」のエネルギーは、太陽の位置が高く日照時間が長いため、アグレッシブなパワーに溢れているため、このエネルギーを活かせると、自分の得意とすることを強みにして、次のステップに進むために必要なサインや取組みのヒントが、どんどん引き寄せられます。

 

この時期は、これまで手がけてきた物事の展開を、さらに進展させることが大切です。それを促すためには、太陽が位置する「蟹座」の得意とする「共同体」の中の自分の役割を、上手く利用するとチャンスが訪れます。必要な人脈やネットワークと繋がり、あるいは、必要でないものを整理して、ターゲットを絞りこむことが重要になります。6月30日に土星が逆行を開始するため、これまで順調だった物事が停滞したり、計画が進展しにくい状況に陥るかもしれません。物事を上手く進展させるには、停滞する根本的な原因を探って分析し、これまでのやり方を修正したり、思い切った軌道修正を行なうことが必要になります。過去の経験を振り返りながら、自分自身の課題や責任と向き合って、自分なりのルールや枠組みを構築していくことになるでしょう。それは、独自の社会秩序を発達させるための「自己鍛錬」です。「春分」から始めたことを、この太陽が進行する基軸に沿って「夏至」でしっかりと見直し、必要な修正をかけることで自己実現を果たす運氣の流れに乗ります。3ヶ月後には「秋分」を迎え、積み重ねた努力相応の成果が得られるでしょう。

 

夏至時のホロスコープにおいて惑星の配置を読み解くと、第7ハウス〜12ハウスの上半分に惑星が集合していることから、個人の力を外の世界に発揮しようとする作用が働きます。それは、積極的に自分の考えや行動範囲を広めようとしたり、人によっては目立ちたがりな面も出てくるでしょう。12ハウスに太陽と水星と金星が集合して、強い結びつきで影響を及ぼすことから、夏至から秋分までの約3ヶ月間は、自重しながら力をためて必要なことに取組み、物事を進展させていく期間になるでしょう。人が近づいたり離れたり、モノも引き寄せたり失ったりする傾向があるため、ハッキリととらえられないものに脅えて、取り越し苦労をしたり、不安を自分でつくり出すこともありそうですが、結果、本当に必要なものだけが残るようになります。あまり神経質にならないよう、自然の成り行きに任せましょう。

 

自分の楽しみよりも周りが喜ぶことに焦点が集まり、様々なボランティア活動による「社会貢献」への関心が高まり、「人生の目的」がテーマになります。あるいは、目的達成のチャンスに恵まれるでしょう。そのため、宇宙から注がれるエネルギーは、個人の欲望や願望を追いかけるよりも、周りの人々と共に、より大きな目的や理想に向かうよう促します。そのため、出会いが多くなりますが、自分を応援してくれる人と、意外なライバルの出現もありそうです。恋愛では、三角関係や公にできない関係にハマる恐れもあるため、交友関係は慎重さを忘れないようにしましょう。水星の影響が働くと、これまで世の中に出ていない裏情報や秘密を聞く機会がありそうです。その中には、自分の有利なように活用できるものもあるでしょう。ただ仕事面では、判断力が低下する傾向があるため、取引先の人の名前を間違えたり、うっかりミスが増えるかもしれません。書類やデータの管理に不具合が生じると、物事の進展の妨げになるので慎重に行ないましょう。

 

新しい場所や活動に参入して、新たな役割を担うこともあるでしょう。それを、11ハウスに入る木星が後押しするので、一人で行動するよりも周りの仲間と協調しながら活動すると、運気がアップします。友人はもちろんのこと、目的や志が同じ仲間との交流を大事にしていると、助けられたり、良い人脈を紹介してもらえたりと、交友関係の中から運が開かれます。但し、自分ひとりの利益や成果を追うようなスタンドプレーは禁物です。社会全体や周りのためになることを優先して行動することで評価され、自然と人気運もアップします。積極的に趣味のイベントを企画したり、興味のあるサークル活動に参加すると良いでしょう。主役になるよりはアシスト役に回る方が良い運気の流れに乗れます。機会があれば、地域活動やNPOなどに参加すると人脈が広がるのでおすすめです。周りから必要とされることで精神的にも満たされるでしょう。

 

その一方、目には見えない神秘的な分野での価値観を、現実世界に広めていくこともテーマになります。社会的な活動の中でリーダーシップを発揮できるので、プライベートよりも、外との関わって仕事や社会活動の中で、リーダー的な動きに挑むと良い成果を得られるでしょう。あるいは、趣味の分野で活動していると評価されたる機会が訪れたり、マスコミやネット上で自分の意見を発信することでも評価されやすいでしょう。ただ、11ハウスに入る火星と7ハウスに入る冥王星の結びつきが、葛藤や試練を引き寄せるため、関わる組織内や特定の人間関係に問題が起きやすくなります。相手も自分も視野が狭まり、自分の意見が正しいと固執する傾向が強まるため、互いの考えや意見がぶつかり合うことが増えそうです。次第に惑星の逆行が増えて影響が及ぶので、無自覚に視野が狭まり、誰もが自分の考えや意見に固執すると、生じた問題が大きくなるので氣をつけましょう。物事を進める上で不満が募ると、無責任な行動が目立ったり、スタンドプレーや衝動的な行動に走りやすくなります。共有する目的を果たすためには、互いの価値観を尊重しながらも、互いに今までのものを犠牲にしてでも、調和するようにすり合わせていくことが重要になります。それは、夢や目的を果たすために必要な「試練」ということになります。

 

凝り固まった価値観にとらわれている人は、思い通りに物事が進まず、生きづらさを感じているでしょう。人の目を気にしたり、社会生活に息苦しさを感じるのであれば、本当に自分がやりたいことに取り組めるよう「新たなステージの始まり」である夏至の転換エネルギーを活かして、とらわれている全てのものを手放しましょう。自分らしくある「生き方」を選択して、好きなことを堂々と「私はこれが好き」と周囲に伝えることを恐れないでください。

 

夏至から秋分(9月22日)までの約3ヶ月間に起きる社会面は、国家の食糧備蓄(特に、穀物や農業)、健康産業とそれに従事する人々に関するあらゆる事柄に関する問題が生じる可能性があります。疫病や広範な病気に対する国家の脆弱性を強調する傾向が読み取れます。これまで頼っていたものが、これからは頼れなくなることから、一人ひとりが真剣に自分を守る手立てとして、安全な食糧の確保や健康と向き合うことになるでしょう。

 

月が示すメッセージは、世の中で生き抜く力を身につけるために社会で役立つ技能を身につけ、無限に広がる可能性の中で着実に目標を達成することを目指していくのと並行して「心身のヘルスケア」を行なうことを伝えています。それは、体調改善に役立つ食習慣を身につけ、適度な運動、質の良い睡眠など、意識レベルを高めることで感染予防をしっかり身につけるという意味です。日々の生活の中において、健康を第一に考えるようにしましょう。月と結びついている火星が、月の否定的なネガティブ感情に対して良い影響を及ぼすので、元気な新陳代謝を促し、酸素を体内に取り組むために必要な鉄分や脂肪を分解してエネルギー化する胆汁の働きを活性化します。ただ、月と火星の結びつきは、無意識に反応(瞬発力)する関係を生み出します。そのため、本能的な反応で瞬間的に怒ったり、興奮したり、うっかりやらかしてしまうことが増えるかもしれません。私たちは、経験から学んだことを糧にしてより良い自分に成長していくので、どんな状況になっても免疫力の低下を予防して自己防衛ができるよう、健康維持のために必要な訓練期間になるでしょう。

 

6月6日の双子座新月は、知的好奇心とコミュニケーション能力を発揮して新しい環境に飛び込み、そこで自分の力がどこまで通用するか試したり、自分の知識や能力を新しい形で、発展させていく取組みができるタイミングでした。新しい人間関係の中で戸惑うこともありますが、新しいチャレンジで得られるものが多いと思います。あるいは、マンネリ化していた既存の場に新たな変化をもたらし、上手く新陳代謝を促せたのではないでしょうか。自分の得意とすることや、持っている情報や知識などの知性を、人のために役立たせることが「魂」の成長を促せます。

 

6月22日の山羊座の満月は、「利己主義」や「悲観主義」「自己否定」「打算的」「冷淡さ」「自己正当化」「頑固さ」などを手放して、健全な社会的成功を目指すことや、人に対して厳しい批判的な目を手放して、人を信頼する勇気を持ち、人を許せる愛をもって、人間関係を円滑にする信頼関係を結ぶために必要な調整を行うチャンスです。

 

気になる人は、『満月の解放ワーク』をおこなってみてください。特に、うっかりミスの影響が出やすい人は、月星座が『牡羊座』『天秤座』の人です。いつもの満月よりも不安定になりやすいので、慎重な行動を心がけましょう。この時期の「山羊座」の作用が働く月のネガティブ感情を解放するフラワーレメディは、具体的な恐れや不安から解放されるよう気持ちを癒してくれる「ミムラス」です。感情のコントロールができない時には、レスキューレメディがお薦めです。深呼吸やストレッチをおこなうのも効果があります。また、そういう時期なのだと割り切って無理をせず、ストレスを溜めないようにしてください。『新月』に願ったことが達成できているかどうかを『満月』で確認して、まだ達成できていなければ、再考して必要な軌道修正を行ないましょう。

 

『月のワーク』で最も大切なこと…

目標は、必ず身近で達成できる小さなことから始めるということ。

そして、成功体験を繰り返しながら、その達成感や充実感を脳に記憶させること。

 

小さな成功体験の積み重ねこそが、大きな目的を達成させる行動力や継続力、意志力を強めていく秘訣になります。『自らの心で決めたことを、実現するために体で実行していく』この一連の流れは、体内で幸せホルモンの分泌を促し、脳内に成功体験の充実感を与えてくれます。何度もこれを繰り返すことで、脳に成功体験の流れを蓄積していくシステムを確立します。この脳内に作られたシステムこそが、不可能を可能にする『幸せを引き寄せる源』になるということになります。以下、山羊座の『満月ワーク』について、ご紹介いたします。

 

6月22日(土)10:09は、山羊座に位置する満月です。満月の浄化パワーの影響は、月が満ちる前後(48時間)になります。ボイド時間は、ワークに適さない時間帯です。(※ボイド時間の説明はこちら

 

6/22(土)07:58 ~ 08:08 (射手座のボイド時間)

6/24(月)12:05 ~ 12:14(山羊座のボイド時間)

 

射手座ボイドでは、現実味のない空想が強まり実際の物事が疎かになるでしょう。無意識に自分を甘やかしルーズになる傾向から、公私とも無責任な態度が目立つかもしれません。

 

山羊座のボイドでは、いつもより視野が狭くなり、自分の意見に固執する傾向が高まります。責任感が強まり、常識や固定観念などを重んじ、自分にも周囲にも厳しく批判的になりそうです。会話上でのトラブル発展に注意が必要です。緊張が高まり、感情の起伏も激しいので、訳がわからず憂うつになるかもしれません。考え過ぎてしまうときは、何も考えず、美味しい物を食べたり、心地よい音楽や映像を観て楽しむのが得策です。

 

月は、私たちの無意識(潜在意識)に働きかけます。私たちが気づかないうちに満月の影響を受けた感情から、良くも悪くもその態度や行動をしがちです。月が及ぼす私たちへの影響をプラスに発揮することで、心と身体や精神のバランスを調整することができます。無意識を意識化して、プラスの思考を持つことで、夢や目標を実現させることが可能になります。まずは、手放したいマイナス感情を解放していきましょう。

 

6月6日の双子座の新月で立てた目標を、もう一度振り返りましょう。また半年前の『山羊座の新月』で立てた目標が達成できているかも確認してみましょう。さらに大事なことは、もうすぐ6月が終わり7月がスタートします。今回の山羊座の満月は、2024年の上半期(1月1日からの6ヶ月間)の積み重ねてきた努力と成果を確認するタイミングになります。2024年の始まりに1年の長期計画を設定した人は、この山羊座の満月が中間地点になります。これまで目標に向かって努力を積み重ねてきた人は、相応の成果を得られるときです。目標が達成している場合は、宇宙の法則や周りの人たちに感謝して、さらに物事が進展するよう取り組みましょう。逆に目標が実現していない場合は、目標の内容に無理がないかどうか、これまでの取組みに不備がないかどうか、その原因を分析したり代替案を考えましょう。社会情勢の変化と共に、これまで常識とされてきた枠組みや手段では、収まらない事実が判明するかもしれません。柔軟に対応することが今後の進展に良い影響を及ぼすでしょう。

 

山羊座の満月は、普段の満月よりも感情を意識的にセーブできるので、物事を冷静に判断しやすいでしょう。責任感が強まり、努力を重ねられますが、その分オーバーワークになるかもしれません。素直な感情を抑え過ぎてしまうと、ストレスが溜まるので気分転換が必要です。人間関係では、ごく親しい人たちの前では、リラックスして感情豊かに過ごせますが、その一方、無自覚に自分の考えを相手にわかって欲しい欲求と、周囲に対する目が厳しくなる傾向があるので、些細なことで人と衝突するかもしれません。山羊座の満月の学びは、自分の願望を叶えるために集合体の中で、自分の役割と責任を果たすのはもちろんですが、その環境と調和し、周囲の人たちをいかに味方につけるかを考えてみましょう。そうすると、周囲に対する厳しい批判の感情は手放せます。「人を許す」ことを学びましょう。冥王星Rの影響もあり、強制的な出来事により人生のターニングポイントになる経験をするかもしれません。変化する環境に合わせて行動や考え方を変えていける適応能力を培うことが重要になります。注意が必要なことは、突発的なもらい事故や怪我に注意が必要です。恐れや不安が強くなり過ぎると、気持ちが落ちて、鬱っぽくなるので注意しましょう。焦りが生じて、最短距離で物事を達成しようと気持ちが打算的になり、実利的な方に気持ちが傾いてしまうと、人の気持ちを踏みにじる行為をしがちです。今までコツコツと積み上げてきた社会的なキャリアや、周囲の信頼を失うでしょう。誤った行為を正当化したり、固定観念にしばられないよう氣をつけましょう。

 

特に満月時の前後は、自分の言動や態度に義務と責任を持たなければなりません。新たなグループ活動や組織活動といった取り組みの中で良好な人間関係を築くためには、「利己主義になっていないか」「他人に厳しくなり過ぎていないか」「野心のために人の気持ちを踏みにじってないか」「目先のお金に走ってないか」「悲観的になってないか」「頑固になってないか」「誤った行為を自己正当化していないか」など、再確認してみましょう。

 

満月は、浄化パワーが強いときです。自分に必要がないもの、必要なくなったものを手放す「解放ワーク」をするとよい日といわれています(ダイエットをはじめるとか、断捨離をするとか、影響されているものなど)。財運を上げるための「金運アップワーク」をするのもよいです。

 

山羊座に関係する解放テーマは、「未知への恐怖」「悲観主義」「厳格さ」「自己否定」「自己正当化」「融通が利かない頑固さ」「打算的」「冷淡さ」などです。このようなマイナス感情を抱いている人は、これらを解き放つようなお願いをするとよいでしょう。

 

例えば、

 

○私は、これまでの計画を見直し、新しい価値観で軌道修正を図って物事を進展させ、理想の生き方を実現しています。

 

○私は、人に対する差別や偏見を手放し、誰に対しても誠実な態度で接し、より良い人脈が広がって幸せです。

 

○私は、経済的な不安を手放し、(具体的な課題)と向き合って実利的な解決策に取り組み、安定した経済基盤を維持しています。

 

○私は、周囲に対する厳しい態度を手放し、周囲との円滑な関係を築き、共同作業(具体名)がスムーズに進展しています。

 

○私は、失敗に対する自己否定を手放し、経験から学び得たことを活かして、大きな成果を得ています。

 

○私は、打算的な行動を手放し、利他精神のもと周囲と調和する取組み(具体名)で、良い結果を人と分かち合えて幸せです。

 

○私は、利己主義を手放し、得られた情報や知識を人のために役立て、周囲の人たちから慕われて人気運がアップしています。

 

○私は、パートナーを傷つける言動を手放し、どんなときも相手を信頼し、互いに助け合い人生を良い方向に進んで幸せです。

 

○私は、自分の感情を抑える癖を手放し、人に素直な気持ちを伝え、その相手と健全な関係を築き絆を深めています。

 

○私は、古くなった価値観を手放し、新しい価値観を創造して理想の未来と結びつき、今の幸せがより良くなっていることに感謝します。

 

○私は、人の目や評価を気にせず、常に自分らしさを大切にして、交流の場で良い縁を引き寄せています。

 

○私は、未知への不安を手放し、自己変容してワクワクする挑戦を楽しみながら、理想の未来を実現しています。

 

○私は、強い固定概念を手放し、視野を広げて正しく物事を判断し、これまでとは違った方法で目標を達成しています。

 

○私は、落ち着いて今の状況を確認し、必要な軌道修正を的確に行なって、物事をより良い方向に進展させています。

 

○私は、無責任な態度を手放し、人と交わした約束に責任をもち、人との信頼関係を築いてビジネスチャンスを引き寄せています。

 

○私は、老後に対する不安を手放し、長期計画のもと理想のライフスタイルを確立し、安心できる環境で快適に暮らしています。

 

○私は、物事が停滞しても動揺せず、冷静に原因を見つけて即解決し、スムーズに目標を達成できています。

 

○私は、完璧主義の思考を手放し、余裕ある6割をベースに、確実に努力を積み重ねて目標を達成しています。

 

○私は、完璧さを求める強迫観念を手放し、完璧になる必要がない自分を認め、リラックスして日常を過ごしています。

 

○私は、変化する社会情勢に振り回されず、強い意志のもと明確な自分軸を立て、やりたいことに取り組んで充実しています。

 

○私は、日常にある幸せを3行日記に書いて、常にプラス思考で物事に取り組み、より良い人生を進んでいることに感謝します。

 

○私は、対等でない相手との人間関係を手放し、新しい出会いを引き寄せ、健全な人間関係を築いて人生が好転しています。

 

○私は、より良くなるために自分の殻を破り、どんな変化にも適応して、常にチャンスを引き寄せて成果を得ています。

 

○私は、価値観の違う人への批判を改め、人の意見や価値観を理解する許容力を培い、自分の世界を広げています。

 

○私は、老後生活への不安を手放し、今できる具体的な経済基盤(各種保険、年金、介護、積立年金、資産運用、終活費用、遺産相続、仮想通貨など)を見直し、必要なサポートを受けて再構築しています。

 

○私は、老いへの恐れを手放し、現実的な老後に必要な生活基盤(健康、介護、仕事、家庭、家族、人間関係、衣食住、ライフスタイルなど)を見直し、再構築しています。

 

○私は、健康に対する不安を手放し、食事や睡眠、運動など生活習慣を見直して調整し、常に健康を維持しています。

 

○私は、どんなに忙しくても、リラックスする時間をもち、心身のバランスを調整して健康を保っています。

 

新月ワークのアファメーション(最大個数8項目まで)の文末は、下記の2項目を書き加えてください。

最後に「日付」と「フルネーム」を書いて完成です。

 

○私は、満月のデクラレーションを行う全ての人たちと一緒に幸せです。

○私は、満月のデクラレーションで願いが叶い幸せです。

 

山羊座が支配する身体部分と症状のキーワードについて、山羊座が支配する身体部分は、「骨」「関節」「膝」「胆のう」「皮膚」などがあります。これらに関する症状に「関節炎」「リウマチ」「胆石」「乾癬(かんせん)」「かゆみ」「ニキビ」などがあります。実践的なことでは、夏本番のお肌対策として室内外を問わず、紫外線対策を万全に行なって、皮膚トラブルを予防し、美意識も高めて美白パックや保湿パックで潤いを与え、皮膚のハリやツヤを保って健康肌を目指しましょう。

 

普段使わない筋肉や、関節を伸ばすことを習慣にしてみましょう。寝る前にストレッチを行うことで、むくみが解消され、朝の寝起きの身体が軽くなって動きやすくなります。

 

山羊座は「歯」を象徴するので、この時期にデンタルケア(定期検診、歯石除去、歯並び矯正、ホワイトニングなど)をするには良い時期です。清潔感のある口元をアピールして、周りへの好感度をアップしてみましょう。睡眠不足や体力不足の人は、特に免疫力が下がっています。そうすると、口内細菌が繁殖しやすく、口臭がキツくなったり、虫歯や歯周病といった、症状を悪化させてしまう恐れがあります。口の中に違和感を感じる人は、思い切って歯科を受診してみてください。

 

浄化力が高まる満月水を作って、浄化作用のあるフラワーレメディ(クラブアップル)や、今のあなたに必要なフラワーレメディを飲んでみるのもお勧めです。この時期にお勧めのフラワーレメディは、具体的な恐れや不安を癒す「ミムラス」です。未知なるチャレンジに勇気が持てるようサポートしてくれます。下記に詳しい説明があるので、参考にしてください。

 

山羊座に関係する象徴キーワードは、「責任感」「誠実」「現実的」「賢明」「忍耐力」「野心的」「常識的」「成功願望」「慎ましさ」」などです。山羊座は、社会的なステイタスやビジネスに関係したこと、生活基盤の安定、老後のニーズに関係したことなどの、実際性に富んだ能力を目覚ませてくれるエネルギーを象徴しています。

 

山羊座の人の特徴は、明るい未来を信じ、思い描いたことを、現実の中で確かに築いていく建設力と、実行力を持ち合わせる野心家です。自分の生き方(人生)を、決して人任せにはせず自己責任感が強い、とても勤勉で努力家です。どちらかというと、努力よりも結果を価値あるものとして重んじます。控え目ながらも野心 が強いので、自分の実力で社会的地位やステイタスを築いていこうとする上昇志向が強くあります。目標をしっかり定めると、意志が強いので、目標とする地位や身分などを手に入れるために努力を惜しまず、ゴールに向かって コツコツと歩みを進めます。とても慎重で用心深く、物事を計画的に進めていきますが、その反面では肝心なところが抜けていたりする落差がありま す。基本的には、内向的で恥ずかしがり屋なので、あまり社交的ではありませんが、ユーモアのセンスがあります。誠実に人と接するので周りの人 から信頼されます。

 

山羊座の支配星は『土星』です。『土星』は、『試練の星』と言われ、縮小、制限、拘束、節制などを司り、 人間が成長するためには欠かせない試練を示します。若いときほど悩みや苦しみが大きく、困難や苦手意識を与えますが、経験を積み精神的に成熟 していくための忍耐力や努力、思慮、実務能力なども与えてくれます。土星が示すその試練は、私たちの成長に大きな(宿命的な)影響を及ぼしています。天体上では、この『土星』が逆行(~10/23)しています。それが個人の心理面に及ぶと、過去の苦い経験が頭によみがえり、コンプレックスや苦手意識を抱きます。自分に自信が持てず、目の前にチャンスが訪れても、言い訳をして、見逃してしまうかもしれません。『土星』は、自己実現のために必要な能力を、引き出してくれる訓練の場を与える惑星です。強いプレッシャーの中でも、時間をかけてコツコツと目の前の課題をこなしていくことで、社会で成功するために必要な「真の実力」が身につくように促しています。『土星』が与える困難や試練を乗り越えた先には、社会的な成功があるのです。

 

山羊座に対応するフラワーレメディは、「ミムラス」です。「ミムラス」タイプの人は、素質に敏感さと傷つきやすさがあるため、過去の経験から来る不安定な気持ちを引きずることで、不必要な恐れを抱く傾向があります。自己イメージが弱いので、すぐ不安になったり、ある事柄を極端に恐れたり、あるいは何かに脅えてしまいます。痛みも他の人よりも感じやすいため、神経の細やかさがセンサーとなり、日常生活の中に保障と安定を求めているので、常に慎重かつ注意深く、自分に危害が及ばないかを点検しています。自分が、いかに敏感に、危険に反応しているのか、あるいは、過剰な危機管理をしているのかには気がつきません。また、内向的で引っ込み思案です。個人的な弱さを気にするので、特に高い社会層の人の中にいて、評価されないことへの不安や貧困への不安、喪失への不安などを抱きます。自分が求めているものを、きちんとわかっているので、求めているものが得られないことを、常に恐れて生きています。

 

建設的な「ミムラス」タイプの人は、この世に起こる全ての出来事や苦しみは、どれも一過性のもので、最終的には安定した秩序に従って癒されるものである、という確信を持ち、前向きに受け止められる強さがあります。そのため、どんなことにも挑戦して、粘り強く落ち着いた態度で、目的をやり遂げます。自己の勇気は、人生を継続的な自己防衛なしに生きようと努める『本当の強さ』(恐れに立ち向かう心の準備を意味していること)を知っている人です。

 

「ミムラス」は、『恐れや不安、心配などの息苦しさから解放される』ためのレメディです。実際に感じている恐れや不安と向き合い、何らかの教訓を学びとり、危険を正しく判断する能力を高め、それらを克服する勇気を与えてくれます。同じ問題を抱えている他者に対する理解や、思いやりが高まります。恐れが原因で身体症状が出たり、身体症状が悪化している場合、補完療法として使用すると効果が得られます。新しい環境を怖がる子供やペットにも効果が期待できます。性格的に現れる症状では、内気、臆病、引っ込み思案、あがり症、人見知り、人づきあいが苦手などをサポートしてくれます。

 

満月の時期は『女性ホルモン』のバランスを崩しやすく、感情や情緒が不安定になりやすいようです。イライラしたり、衝動的な行動をとってしまいそうな時の対策には、過度の緊張から心を解放してくれる『レスキューレメディ』がオススメです。

 

パワーストーンをお持ちの方は、月光浴をさせて浄化とエネルギーチャージをするのもおすすめです。