11月30日は、双子座の満月で「月食」が起きました。
この「月食」は、普通の満月よりも心理的な影響が強く、個人の魂にとって、月食の影響は『受け取る経験』を与えます。
個人的な課題として現象化され、この世に誕生した魂が、成長するために取り組んでいくプロセスになります。
※詳しくは、こちらの双子座の「月食の活用法」をご参照ください。
引き続いて、12月15日に射手座の新月で皆既日食が起こります。
この「日食」は、この世に誕生した魂がもつ、潜在意識に眠る能力や才能を発揮する場を与えてくれます。『他人に与えたり、他人と分かち合う経験』になります。
この先、社会や私生活に至るまで、宇宙が与える宿命的な出来事が起こり、私たち一人ひとりの潜在意識に刺激を与えるでしょう。その作用の働きを活かせるかは、その個人に委ねられます。「個人の成長」と地球全体を覆う「意識領域レベルの向上」が成されていくと、集合意識によって世の中が変化していきます。
ただ、それは期待するものかどうかは、私たちの集合意識によって選択された結果になるでしょう。誰にも止められない流れなので、良くも悪くも変化していくことに なります。
射手座の新月「日食」の活用法
太陽は社会的なアイデンティティーを司り、月は人感情や感受性に刺激を与えます。今回の日食は、日食星座である射手座のテーマに焦点が当たります。
射手座で起こる日食のテーマは、「博愛的で平等を愛する思想で差別や偏見の心を作らない」ということ…。ありとあらゆる思想や宗教に共通して流れる考え方や価値観は、元々同じ一つの意識の集合体から生まれたことを認識するよう求めてくるでしょう。
社会で起きている新型コロナウイルス感染拡大の影響は、私たちの生活に多大なる打撃を与えています。医療現場においては、感染者への対応が困難になり深刻な状況になっています。私たちは、現状の問題に関心を向けなければなりません。社会問題に浮上した感染者やその家族、医療従事者やその家族に 対する差別や偏見の心を作らないよう自らを戒め、周りの人たちにも伝えなければならないでしょう。目の前に起きる物事の表面上に惑わされず、学ぶべき真実を見抜く心眼を培いましょう。
物事を偏見のフィルターを通して見ると、あるべき真実が見えなくなります。この時期は、意識的に視野を広げることで、様々な情報を得て有益なものだけを抽出する能力が引き出されます。その作用を活かして観察力や洞察力を発揮し、正しい情報を基に的確な判断処理をしていくことが大切です。自ら知的な決断ができるよう努めましょう。
射手座の日食は、地球上に生きる人々は同じ一つの意識の集合体から生まれ、皆同じ方向を目指していることや、地球上では皆それぞれの人生を歩みながら、何かを学ぼうとしていることに気づくチャンスを与えてくれます。
日食の影響を受ける約6ヶ月間は、博愛的で平等を愛する思想の影響を受けやすくなるでしょう。それはあなたの魂の成長を促すために、普遍的で高次の意識が注がれるからです。この時期に人々が精神性を高め、とらわれている偏見や差別といった心を解放することが必要です。自分自身の中に宿る神聖さを見出すための期間になるでしょう。
知性やコミュニケーションに関わる3ハウス(双子座のハウス)で日食が起きることから、私たちへの影響は、自分の考えや経験、気持ちを日常的に分かち合うことの大切さに気づくよう促されます。そのため、自分が置かれた身近な人間関係の中で正しい情報や知識を、常に流通させる必要性を感じるでしょう。
今の世の中で起きている出来事の真相を、正しく理解し判断した上で、自分の選択肢の幅を認識し、その中から知的な判断を下すことの重要性に迫られるでしょう。安易な考えで選択すると、常に混乱が生じるかもしれません。
自らの行動によって物事に限界はないことを、周りの人に示すことがあるかもしれません。
例えば、お金や愛情、知識でも人生で欲しいだけ手に入れることができるといった誤った現実認識...あるいは、今自分が持っている財産にしがみつくことにより自分に向かってどんどん流れ込んでくる豊かさを、自らの手で塞き止めていること...。
これまでの間違った物質世界の価値観を手放すことにより、私たち一人ひとりが常に全てのものを循環させていれば、もっと価値のある良いものや、もっと新しいものが自然に、自分にも周りの人にも流れ込んでくるという真実を実現化し、その喜びを体現できるようになります。
射手座の新月は、既成概念にとらわれない、自由で活発な好奇心や冒険心を目覚めさせ、未知なるものへのチャレンジ精神を与えてくれます。コミュニケーションが活発になるため、自分にとって未知なる新しい試みや、新たなグループとの交流や外国人とのグローバルな異文化交流などで、新しい人間関係を結ぶ絶好のチャンスです。詳しいことは、下記の新月ワークでご紹介しています。
再び巡ってくる『新月』は新しいことを始めるパワーに満ちています。実現したい目標を決めて、月が満ちる満月までの期間は、目標実現に向けて積極的に行動していきましょう。長期的な目標の場合は、それを細分化し、毎月の満月ごとにステップアップができるように計画してみてください。
月は、私たちの無意識(潜在意識)に働きかけます。私たちの生まれ持った才能や能力は、まだ気づかないだけで、多くのものが自分の中に眠ってはいないでしょうか?
未知なる分野へのチャレンジは、不安や恐れがありますが、まずは自分の可能性を疑わない『自己信頼』と『勇気』が持てるように、新月のお願いをするのも良いのではないでしょうか?
新月のお願いが叶いやすくなる方法をご紹介いたします。
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12月15日(火) 01:18 射手座に位置する新月(皆既日食)です。
この時刻から、48時間以内がワークに適している時間です。(ボイド時間除く)
*もっとも有効な時間は、8時間以内といわれています。
ボイド時間は、ワークに適さない時間帯です。(※ボイド時間の説明はこちら)
12/15(火)01:16 ~ 12:34(射手座のボイド時間)
今回のボイドは新月になる直前から始まります。自由奔放な自己陶酔の傾向が強まり、現実味のない空想やアイデアを夢見がちです。未知なことに対して冒険心が高まり、何も考えず興味本位で挑戦したくなるでしょう。
ただ熱しやすく冷めやすいときなので、 一時的なマイブームで終わってしまうかもしれません。無意識に浮ついた気分になりやすいので、ルーズで無責任な態度が出やすいでしょう。その影響が及ぶと周囲への配慮に欠けるので、人に対する言動や態度が厚かましくなって、その相手の心を傷つけてしまう可能性があります。
夢が膨らむ一方で、現実的なことに無関心になりすぎてしまうので、仕事や家事などへの集中力が散漫になってしまうでしょう。苦手なことや上手くいかないことがあると、子供っぽい言い訳をして現実逃避するので、総じて生活が乱れるでしょう。
射手座の人の特徴は、活発で好奇心や冒険心が旺盛です。生きることは、まさに冒険そのものだと感じながら、未知のことに興味を持ち、それがどんな波乱を含んでいようと体験したいという欲求を抱きます。楽観主義で自由な行動力を持ち、束縛を嫌います。熱しやすく冷めやすいところがありますが、探究心や向上心も強くあるので、目標を持つとスピーディーに行動します。
そのバランスが良いと未来を見据え、次々と新しいことにチャレンジして、スケールの大きな人生を歩むことができます。その反面、理想追求のため、マイペースを貫く傾向が強いので、自己中心的になりがちです。バランスを崩すと、興味の対象がすぐに変わってしまったり、成り行きまかせになったりと、無責任な行動が目立って散漫な人生を送る場合もあります。
射手座の支配星は、『木星』です。
『木星』は、成功や幸運、拡大を司り、宗教や科学、哲学など、深い知性を意味します。物事を大きく膨らませ、可能性を広げながら発展させる役目を持ち、社会的な成功を約束してくれる惑星です。
今回の射手座の新月は、射手座(火)の太陽と月のエネルギーが強調されるので、物事を明るくポジティブな方向に発展させていくパワーを与えてくれます。直観力が鋭くなり、ひらめきとともに情熱的なエネルギーが作用し、大胆な行動ができるときです。
いつもより、明るく開放的なコミュニケーション活動が活発になり、行動範囲や視野が広がるときなので、自分の可能性を信じて大きな目標を持つには好機です。その目標に向かって具体的な計画を立て、第一歩を踏み出す準備をするとよいでしょう。
コロナ禍生活においても、恐れることなく自分の未来の可能性を前向きに信じることができます。もし失敗しても、くよくよ落ち込まず直ぐに立ち直れるでしょう。探究心や冒険心が旺盛になるので、外国や異文化への興味や憧れが高まります。宗教や高等教育、海外などに関する分野に携わっている人は、活躍の場が訪れやすいでしょう。
自分の世界を広げられるよう、積極的にSNS上で海外の人と異文化交流といった新たな人間関係を築くには好機です。知的向上心も高まり、学問に関する理解力に優れるので、興味のある外国語を学んでみましょう。集中して学習すると、スムーズに習得できそうです。教育や宗教、精神世界、哲学、出版、法律などにも関心が向くでしょう。この時期は、単なる情報収集だけではなく、それらの学問を通じて知性や精神性が向上していくでしょう。
ただ射手座の気質は楽観的になり過ぎると、やや子供っぽい思考になるので、社会的なルールがアバウトになりがちです。面倒な事から現実逃避したくなり、社会的モラルやルールに反する行動をしてしまうかもしれません。世の中のコロナウイルス感染拡大の状況下においては、自他ともに「命」を守ることを最優先して考えましょう。
大切なことは、Go to キャンペーンを含めた社会活動を行う上では、個人が社会モラルやルールに反しない意識をしっかりもち、その責任を負うということです。そうした意識の高い人たちが社会活動を行なうことで、コロナウイルス感染拡大の抑制は可能になっていくでしょう。
私たち一人ひとりの行動が良くも悪くも、この先の社会情勢の流れを変えていくことになるでしょう。そのため、私たちは理想の社会を手に入れるために、現実的な目標を決めて達成するために努力を重ねていくことが必要になります。その先に、これまでとは違う社会生活を得られることを覚えておきましょう。
受験生の皆さんは、コロナ禍の影響で受験様式に変化が起きています。慣れない環境での受験は不安になりますが、それでも、夢を諦めず志望校に合格するための貴重な時間を過ごさなければなりません。健康管理に気をつけながら、受験に対するモチベーションを維持しましょう。
真の実力を身につけるために、各科目のスキルアップを目指しましょう。これまでの努力を実らせるためにも、新月ワークで具体的な目標やスケジュール計画を立て、意識的に実践していきましょう。射手座の月のパワーを活かせると、頭の回転が速く、知的好奇心が旺盛になるので、意識的に興味を向けると学習意欲が湧いて集中力が高まります。
射手座を象徴するキーワードは、以下を参考にしてみましょう。
○真実の探求を促すためのキーワード
・・・「正直さ」「率直さ」「ストレートな会話」「本音」「真理」「神への忠誠心(宗教心)」などです。
○自然界との結びつきを促すためのキーワード
・・・「自然との結びつき」「予言的な直感力」「共生」「心の安定」などです。
○自由を愛するためのキーワード
・・・「探究心」「冒険心」「自発性」「楽観的」「海外旅行」「柔軟性」「発展的」「未来志向」などです。
○楽観的な発想を呼び起こすためのキーワード
・・・「楽観主義」「信念」「幸運」「寛大な心」「親切さ」「親しみやすさ」などです。
○高次の学びを促すためのキーワード
・・・「指導者」「博識」「向学心」「精神性」「精神世界」「哲学」「大学」「専門学校」「解決法を探る」などです。
○過剰な不注意を回避するためのキーワード
・・・「ひとりよがり」「憶測する」「やりすぎる」「無愛想」「極端な楽天家」「向こうみず」などです。
○法律と上手くつき合うためのキーワード
・・・「弁護士」「訴訟」「裁判手続き」「調停」「倫理」「道徳」「良心」などです。
射手座が支配する身体部分と症状のキーワード
射手座は、「腰」「肝臓」「座骨神経」「大腿部(足の付け根)」などを支配しています。具体的な症状として、「腰痛」「肝臓疾患」「座骨神経痛」などがありますので、この辺が気になる方は、改善または健康を促進するお願いをするとよいでしょう。
月星座の射手座は、体質的に太りやすい傾向があります。「おしり」も象徴するので、下半身太りにご注意。この時期に、ヒップラインや下半身を集中的に引き締めるエクササイズやマッサージケアをおこなって、後ろ姿の美しいラインを目指すと効果が高まるでしょう。
射手座の新月で効果を高めるお願い事の文例をご紹介します。
○私は、既成概念にとらわれず、自分の率直な意見や考えを言葉で伝えています。
○私は、常に親しみやすい言葉遣いを心がけ、周囲への好感度を高めています。
○私は、個人の価値観や自由意志を尊重し、健全な人間関係を築いています。
○私は、周囲や人の感情に流されず、自分の意志がブレない行動ができています。
○私は、視野を広げ物事の真理を理解し、目の前の現実を前向きに受け止めています。
○私は、グローバルな視野で見聞を広め、多様な博識を身につけ役立たせています。
○私は、好奇心に従って好きなことを探求し、潜在意識を目覚めさせ能力と才能を発揮しています。
○私は、自分の信念を貫く勇気を持ち、未知のことにチャレンジできています。
○私は、自由な行動のなかで、良心に従い社会的モラルやルールに反しない行動をしています。
○私は、アフターコロナの自己基盤を築くため、現状を把握して水面下で必要な行動をしています。
○私は、抱えている(訴訟、調停、相続など)裁判手続きをスムーズに行い解決できています。
○私は、敏腕の弁護士の協力を得られ、現状の裁判で勝訴できています。
○私は、自分の問題に目を向け、建設的な方法でスムーズに解決できています。
○私は、問題が起きても動揺せず、事実確認して最善の解決法を探り即解決しています。
○私は、直感や衝動に従い確信を持って、自分が目指すべき道を進んでいます。
○私は、信頼できる指導者の導きにより、必要な体験を通して自己成長を遂げています。
○私は、コロナ禍でも出来ることを見出し、自分の可能性を信じてチャレンジしています。
○私は、自然のリズムと調和し予知能力を発揮して、時代の流れに乗った人生を歩んでいます。
○私は、(倫理、道徳、精神世界、哲学、宗教、占いなど)を学び、得られた知識を知恵として活かし、人生がよい方へ進展しています。
○私は、精神世界を学んで高次の魂と結びつき、内なる声の導きで人生が好転しています。
○私は、(哲学、宗教、語学、歴史、海外の文化、具体的な専門分野など)について学び、博識を高めて社会貢献しています。
○私は、(具体名)の受験に関する有益な情報を集め、受験科目の勉強効率を高めています。
○私は、実利的な勉強法を実践し、目標の(中学、高校、大学、企業など)の受験に合格しています。
射手座に対応するフラワーレメディは。「アグリモニー」です。
「アグリモニー」タイプの人は、困難を感じたとき、人や周囲に敏感すぎてしまい、目の前の真実を認めることができず、うわべだけの偽善的な態度を装ってしまいがちです。戦う心を嫌うので、表面上は明るく楽観的に見えますが、精神的、肉体的に苦痛を伴うことへの不安から、本当の感情(不安、苦しみ、悲しみ、怒りなど)を意識から排除して、気にしていないふりをして、自分の本心を隠そうとします。
それは、際立った繊細さと、人生を楽しみたいという、強い欲求から成り立っています。また、自分の弱みや本音が他人に言えないため、内面の葛藤や苦しみから逃れるために、アルコールや薬物、過食、仕事などに溺れやすくなります。内面のバランスの崩れと同時に、睡眠障害や、気が休まらない状態、ひきつけ、痙攣、便秘、身体の痛みなどを生じる傾向にあります。
前向きな「アグリモニー」タイプの人は、心から喜びと幸せを感じられる、真の意味での楽観主義者です。堂々としていて朗らかで温和で、逆境にあっても、微笑む能力を持っています。それは、『人生に耐える方法』を心得ているからです。目の前の問題を、自己成長の糧にして、それを乗り越えられる、内面の力強さを持っています。自ら平和をつくり出すことができ、出会う誰の心も喜ばせることができる人です。
「アグリモニー」は、『自然な態度と誠実な態度を取り戻す』ためのレメディです。真実に目が向けられず、自分をごまかしたり、現実逃避をしたりする癖などに効果を発揮し、自分自身や他人に対して「より誠実になりたい」という気持ちを呼び目覚まします。内面の気が休まらない状態を癒し、リラックスさせてより開放的にすると共に必要であれば、あえて困難な状態に挑み、葛藤に耐えられるようにサポートしてくれます。
パワーストーンをお持ちの方は、月光浴をさせてエネルギーチャージをするのもおすすめです。
*新月のワークの方法は、「新月の願い事」をご参照ください。