6月21日「夏至(夏至点)」の活かし方

 

5月中旬から6 月に入って各地域(長野、千葉、群馬、大阪)で大きな地震が起きています。改めて、2016年に起きた熊本県の大地震を思い出してしまいます。

 

天体上の惑星の動きは、地球環境に影響を及ぼす惑星の逆行が4月下旬から次々と始まっています。熊本県を中心に起きた巨大地震は、火星の逆行の直前に起こりました。

 

占星術上での火星はトラブルを司ります。この火星は、6月27日から逆行を始めます。

 

6月28日の13:53には、地球を挟んで太陽と月が180度の配置になり、、山羊座で「満月(大潮)」になります。この時の影響は、宇宙から地球へ作用する磁力と引力が増大し強力なエネルギー作用が働くので、大気や地殻に変動が起きやすくなります。

 

そのため、満月前後は地震や竜巻、台風などの自然災害に注意が必要です。また、21日は「夏至」を迎えますが、20日も「上弦の月(中潮)」となり、このときも磁力と引力が強まります。

 

すでに地殻プレートがズレて地殻変動が起きやすい地域では、これらの日にも十分な警戒が必要でしょう。

 

6月18日に大阪北部を中心に発生した震度6弱の地震において被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。気象庁の発表でも、この後1週間くらいは、最大震度6弱規模の大きな地震が続く恐れがあるとのことなので、忘れないようにして気をつけましょう。

 

ティクレサイトでは、震災や災害時による精神的ストレスの緩和に役立つフラワーレメディをご紹介しておりますので、お役立てください。

 

震災によるストレスケアはこちらを参照

 

 

先日、居住区での大規模な火災避難訓練が行なわれました。実際に訓練を受けることによって、避難路や災害時での行動が確認でき、災害時での心得を学びました。

 

これからも、私たちの意識を超えた形で、人生上の急激な変化が起きやすくなるでしょう。自然現象や天災や人災、国際問題、政治、経済などの社会変動を経験しそうです。けれども、突然起きる自然災害を避けることはなかなか難しいでしょう。

 

「備えあれば憂いなし」のように、日頃から災害に備えての情報や知識を集め、それをいつでも活かせるよう意識レベルを高めておくことは必要です。不安を煽るようなニュースに脅えるよりも、災害に備えた日常生活を実践していきたいものです。

 

私も火災避難訓練に参加したことで、コミュニティ活動への積極的な参加と防災意識を高めました。いざとなった時に、助け合えるネットワークは重要です。皆さんも、住居での安全の確保できる空間や避難用の備蓄と、お互いに助け合える身近なコミュニティ活動を大切にしてくださいね。

 

自然のサイクルでは、6月21日に夏至を迎えます。この日は太陽が最も高い夏至点に達するので、一年で昼間が最も長くなる日です。3月21日に1年のスタートとなる春分(ゼロ地点)を起点に、目標の種蒔きをした人にとって、夏至は発芽した芽が太く丈夫に生長していく時期になります。

 

この時期に必要な作業は、生長を促すための栄養補給(必要な人脈やネットワークづくりなど)、必要のない雑草は取り除く(確実に必要なものと必要でないものを整理する)、生長に必要な栄養が行き届くように手間ひまを惜しまずにかける(目標達成に必要な能力の発揮、粘り強さと行動)などがあります。

 

春分から始めたことを、次の収穫を迎える秋分に向けて、さらに3ヶ月かけて素晴らしい成果を得られるよう努力していくのです。それは、さらなる「自分磨き」ということになります。今の自然リズムの流れに乗り、自分の目標に応じた発展と成長を目指しましょう。

 

夏至は必ず「蟹座」で起こります。

 

今回の夏至のテーマは「安全で安心できる環境」=「心の基盤」です。このテーマが、およそ3ヶ月続くことになります。蟹座は「感情」「共感」「愛」を象徴します。したがって、愛によって守られる共同体や家族という、より身近にあるグループの中での自分(私)のあり方を「心の基盤」として育てるように導かれるでしょう。

 

そのため、健全な愛を育てるよう促されるので、優しさが目覚め、人に共感して寄り添い、困っている人のサポートをしたり、あるいは、人のサポートを受けるような体験をしそうです。

 

スピリチュアルな観点からこれまでに起きている地震について考えると、宇宙意識(神意識)に繋がります。宇宙全体は、私たちの意識を超えた次元で秩序を保ち変化を続けています。壮大なる宇宙の世界は、未知の銀河系が数えきれないほど存在しています。

 

そのような宇宙に太陽系が存在し、地球が存在しています。宇宙の一部として存在する地球は、常に宇宙の秩序を受け入れ、宇宙バランスを乱さないよう活動しています。宇宙から注がれる絶大なエネルギーを、地球は受動体(受け皿)として受け入れています。

 

ただ、私たち人間が地球に存在する都合上、宇宙から注がれる絶大なエネルギーの影響に善し悪しが出てくるのです。エネルギー量があまりにも大きすぎるため、地球の許容量を超え地核に影響が及び、地殻変動(大地の歪み)が生じてしまいます。

 

地球の許容量を広げるためには、宇宙(天上)エネルギーと地球(大地)のエネルギーの調和が必要であるという、私たちの意識がとても重要になります。これまで私たち人間は、地球上に都合良く存在するために、人類の進化とともに経済成長という『自我』を放ち、地球に対して自然環境を破壊してきました。

 

大気汚染や土壌汚染、水質汚濁、オゾン層破壊による地球温暖化、ゴミや化学物質による環境ホルモン問題、添加物による食物汚染など、ありとあらゆる有害なものを地球上に広げ、地球自体の生命力を弱めてきました。

 

これでは、宇宙(天上)エネルギーと地球(大地)のエネルギーの調和が成されるはずはないのです。このままでいくと、いずれ地球の生命力は尽きてしまうでしょう。たとえ、今いる私たちが地球に存在しない未来でも、私たちの子孫は生きているのです。

 

生命体が存在する奇跡の惑星、この地球を私たちは、当たり前のように、まるで支配しているかのように勘違いして過ごしています。地球は限りある有機体なのです。宇宙意識(神意識)は、未だ残っている美しい地球環境を、これ以上破壊するのではなく保全していくよう促しています。

 

万物の展開は、私たちの意識が影響するのです。今、私たち一人ひとりにできることは、物事を深く考え、これまでの間違った選択や行為を改めることと、私たち自身の心を穏やかに保つことです。そして、人類が助け合い自然と共存し、困っている人のために、地球全体が健全な愛と調和で保たれるために、あなたの癒しのエネルギーと調和のエネルギーを注いでいくことが、何よりも宇宙のバランスを保つためには大切であり、それが地球という環境に生きる私たちに与えられた役割・使命と責任なのだと示唆しているのです。

 

6月21日の夏至時点での太陽の影響から、他者への奉仕や義務を果たすこと、労働や身体的な癒し、健康、病気、環境問題などを通して、精神の成長を促されるでしょう。

 

これまでの自分の価値観やルール、一般的な既成概念を超えて、より自由に大胆に「宗教」「精神世界」「哲学」「海外」「専門的な学び」といった分野の何かを、自分の専門領域として捉え、学び始めるには良いときです。そうすることで、日常生活に豊かな精神性や安らぎを感じ、より充足感に満たされるようになるでしょう。

 

6月21日「夏至(夏至点)」の活かし方は、自分自身が変容していくときなので、現実と向き合い自分自身に焦点を当てて、内面的な自己探求をしながら自分らしい生き方を見出しましょう。

 

世の中の流れを読み取り、不要になった過去を断ち切って新たな出発を計るチャンスです。逃れられない運命的な体験を通して、環境や人間関係に変化が訪れるでしょう。重い責任やプレッシャーを感じやすいときですが、地道に自己基盤を固めることで乗り越えられます。