8月22日の獅子座の新月では、北米で観測できる『皆既日食』が起きます。残念ながら日本では観測することができませんが、ネット上のウェザーニュースでは、現地から生中継(日本時間では深夜01:30~03:30)するので、深夜ですがご興味のある方は、Live中継で神秘的な天体ショーを楽しめそうです。
この日食の影響は、次の日食(2018.2.16)が起きるまでの約半年間に及ぶとされています。それだけ、非常に強いエネルギーが与えられるタイミングになるので、このチャンスを活かせるよう意識してみましょう。
日食の意味は、『他人に与える、あるいは他人と分かち合う経験』として、宇宙があなたに与えた特殊能力は、人生の目的(魂の目的)となります。
あなたの魂が地球に滞在している間に宇宙が求めるバランスを地上にもたらすために発揮するべきエネルギーが、あなたの潜在意識に組み込まれたものです。
あなたの生まれる直前に起こった日食星座の司る分野で、あなたは他者よりも優れた能力を発揮することができるのです。あなたは、他者よりも秀でている特殊な能力を生かすことができると、人生上の試練は軽減されていきます。
さらに、宇宙はあなたの「個人の成長」と、地球全体を覆う「意識領域レベルの向上」を約束しています。そして、私たち全体へもたらされる獅子座の日食の影響は、「個人(魂)としての輝きを発揮し、地球や社会へ貢献する形で役立つ姿」に変化していくこと。本来の自分(魂)と繋がり自分の魅力を発揮して、何らかの役割を担い、誇り高く人生を生きることが、社会や地球、宇宙全体のバランスを保つために必要な「存在価値」であることが、自覚できるエネルギーです。
ホロスコープで星読みをすると、これから社会は益々深刻な状況で、社会的に痛みを伴う別れや終わりなどの状況が浮上することになるでしょう。根底にある執着心が原因で、浮上した社会テーマと向き合うことになるかもしれません。
それは、個人のテーマでは、社会が混沌としていく中で、自分の中に希望を見出し「自分の価値観で生きる」ことを強く自覚させられるようになるでしょう。太陽と月の獅子座29度のサビアンシンボルは、「人魚」…。この意味は、知性豊かで文化的な人間と無意識の海に棲む魚の身体を併せ持つ人魚は、漠然とした直感やインスピレーションを具体的な形で表現し、実生活に反映させることを表しています。
自分の中にあるイメージの世界(創造意思)を確立し、それを創造的に表現して実生活に反映させるときです。あなたが自分の価値観で生きることを選択したとき、その夢のイメージをうまく具体化するための、現実的な方法を考えてみましょう。
今回の獅子座の新月(日食)の本質は、『自由に生きる人生を送りながら、他者の愛情を受け入れる』ことを学ぶチャンスを与えています。このエネルギーを享受すると、あなたは他者の健全な愛を拒絶することなく、自分が愛情を受け入れる価値のある存在であることに気づき、その愛情を受け入れても自分を見失うほど弱い存在ではないということを、次第に自覚できるようになるでしょう。
これまでの単調な日常生活を義務的に暮らしていたことや、楽しみを少しも感じられず人生を生きていくのではなく、これからは愛と感性、受容を他者と分かち合い、自分に誇りを持って、愛する姿勢や創造的に生きることを自然と選択できるようになれるでしょう。
2016年3月9日にインドネシアであった皆既日食を生中継した様子をまとめた動画です。
思わず見とれてしまう、美しすぎる神秘的な皆既日食…。
2017年8月22日の皆既日食が楽しみですね。