西沢渓谷には、日本の滝百選の一つである「七ツ釜五段の滝」があります。さすが、日本の滝百選だけあって、滝壺の透明度が高く、青から深緑へのグラデーションがとても美しく映えていました。
水しぶきを上げて落ちる、五段の滝壺の美しさに、眼が釘づけになって、しばらく時間が止まってしまいました。そのせいか、自分も自然の一部に溶け込んだような気分で、水の癒しパワー(マイナスイオン)を身体で感じることができました。
ちなみに、今回参考にした某ガイド本では「オシャレ&カジュアルで、楽しくトレッキングしたい山ガールの入門にピッタリ!」と紹介されていました。しかし、トレッキングコース「西沢渓谷一周コース」(歩行距離:約10キロ、所要時間:約4時間30分)は、確かに、今流行の山ガールには、入門コースなのでしょうが、私には少しハードルが高かったようです。
「西沢渓谷」は、10キロコースといっても、アップダウンの高低差が激しいコースになります。足元が悪い場所が至る所にあるので、あまり軽い気持ちで行くと、辛い結果を招いてしまいますので、ご注意くださいね。
日頃からきちんと体力や筋力をつけていないと、「筋肉痛」という、いらない「お土産」を持ち帰ってしまうことになります。帰宅してから、明らかになったことですが、初心者や手軽に楽しみたい人向けには、「三重の滝」までの往復コースだとか…。(時すでに遅し…)
それでも、今回の西沢渓谷の「森林セラピー」では、植物の香りを嗅いだり、野鳥のさえずりに耳を傾けたり、樹木や植物に触れたり、湧き水を飲んだりと、自然の中で五感が研ぎ澄まされました。そして、自然と調和し、心身共に癒され、さらなる活力が身体の中から湧き出てきました。
そのような中で、森林の不思議なオーラに包まれ、とても幸せな気持ちになれました。
あらゆる生き物に「ありがとう」…そして、自然に感謝です。